相手の悪い所ばかりが見えてしまう人への処方箋

こんにちは。

昔話です。

ある古い街に老人が住んでいました。

その老人は街を囲む城壁の外に座り、行き交う人々を見るのが日課でした。

毎日、大勢の旅人が立ち止まってはおしゃべりをしていきました。

ある暑い夏の日のこと、老人が子供たちに話をしていると、見知らぬ旅人が立ち寄り老人に尋ねた。

「私はあなた方のこの美しい街に住むことを考えています。どうか教えてください。ここにはどんな人が住んでいるのですか?」

すると老人はこう答えました。

「あなたの住んでいた街にはどんな人が住んでいたんだい?」

「私の街の人々は意地悪でした。」と旅人は言った。

「人をだますわ、物を盗むわ、平気で噓をつくわ、お互いの悪口ばかり言うのです。私が街を出ようと思ったのも、住人が気にくわないからです。」

老人は悲しそうな目でみつめこう言いました。

「申し訳ないが、この街にも同じような人間しかおらんよ」

旅人はこれを聞くと何も言わずに向きを変え立ち去りました。

しばらくすると、別の旅人が城門に向かって歩いてきました。

彼も立ち止まり老人に話しかけた。

「こんにちは。私はこのあたりに引っ越さなければならないのですが、ここにはどんな人が住んでいるんですか?」

老人は先程と同じ質問をした。

「あなたのいた街には、どんな人が住んでいたんだい?」

旅人は「私の町の人はいい人でした。親切で、礼儀正しくて、あんなに温かくて優しい人たちがいるあの街を去るのは本当に残念です。でも仕事の為に引っ越さなければならないのです。」

老人は旅人の手を握りこう言った。

「ここにも同じような人が住んどるよ。ようこそわしらの美しい街へ。」

旅人は嬉しそうに城門をくぐっていきました。

子供たちは黙っていましたが、その中のひとりが老人に尋ねました。

「おじいさん、どうしてあの人たちに本当の事を言わなかったの。一人の人にはここの人は悪い人だと言って、もう一人の人にはここの人はいい人だって言ったでしょ!」

老人は子供たちを座らせて説明しました。

わしは本当の事を言ったんじゃ。人はどこに行って何をしようと、自分が探しているものを他人の中に見つける。もし、良いものを探すなら、良いものを見つけ、悪いものを探すなら、間違いなく悪いものを見ることになる。たいていの人間は悪い物より良い物の方をうんと持っている。どんな時でも人の中に一番素晴らしいものを探すのだぞ。」

との事です。

以上、この昔話は現代でも当てはまるのではないでしょうか。

人生でも良い所を探していれば、良い所が見つかり、自然と「感謝」が言葉に出ます。

悪い所を探していれば悪い所ばかりが見つかり、自然と「悪口」「愚痴」が言葉に出てしまいます。

この事を思い浮かべていると、おのずとお見合いの時や交際の時も、相手のどちらを探していけば良いのか想像できますよね。

どんな時でも相手の一番素晴らしい所を探していきませんか(^^♪

その方が婚活も人生も楽しいと思いますよ。

本日もお付き合いいただきありがとうございます。

あなたにとって素敵なパートナーに巡り合えますように(^^♪


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