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期待を手放して、もっと愛される自分になる方法

執筆者の写真: す~さんす~さん

こんにちは!

さて、「相手に期待するのをやめよう」という言葉、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。「期待しすぎると結局は失望するだけだ」「期待しないことが一番賢い生き方だ」…なんて話を聞くと、「なるほど、期待しなければ傷つかなくて済むんだ」と思うかもしれません。


でも、その結果どうなるかというと――相手への関心そのものを手放してしまう人もいます。確かに平常心は保てるかもしれませんが、それってなんだか寂しいですよね。せっかく誰かとつながっているのに、「無関心」というバリアを張って、自分の心を守るだけでは、何のための関係なのかわからなくなってしまいます。


そもそも、「期待」って何なのでしょう?

辞書にはこう書かれています。期待とは、「ある人がそれをするのをあてにして、心待ちにすること」。要するに、期待というのはあなたの“願望”なのです。


ここで大事なのは、「相手の行動は、あなたの期待に応えるためのものではない」ということ。なぜなら、相手はあなたと同じ考えを持っているわけではないからです。生まれ育った環境も、経験も、価値観も違う人同士。だから、あなたが「こうしてほしい」と思う行動が取られなかったとしても、それは決して相手が間違っているわけではありません。


たとえば、誕生日プレゼントを想像してみましょう。あなたが「絶対にあのブランドのバッグをくれるはず!」と期待していたら、渡されたのはハンドメイドのマグカップだった。さて、ここでどう思いますか?「なんでバッグじゃないの!?」と怒るのか、「自分のために作ってくれたんだ、嬉しい!」と喜ぶのか。

この違いは、あなたが「期待」をどのように扱うかで決まります。

大切なのは、「期待」ではなく「信じること」。相手を信じ、相手の行動や思いを認めてみましょう。その瞬間、見える景色ががらりと変わります。


例えば、何気ない日常の中で、相手が自分のためにしてくれた小さな行動に気づけるようになります。たとえそれがあなたの期待通りでなくても、「自分のために動いてくれた」という事実に喜びを感じられるようになるんです。

期待を手放すと、こんなふうに“些細な幸せ”や“日常の愛”が見えてくるんですよ。「ブランドものじゃないからガッカリ」ではなく、「自分を思って選んでくれた」ことに感謝できるようになる。これが、相手の考えや行動を尊重するということ。


人間関係の本当の喜びは、相手が自分の思い通りに動くことではありません。むしろ、相手の「らしさ」を楽しみ、その中にある温かさや愛情を感じ取れることこそが、関係を豊かにする秘訣なのです。


だから、「期待をやめる」という言葉をただの諦めにしないでください。期待ではなく、信じること。これが、もっと優しくて幸せな人間関係を築く第一歩になると思います。


本日もお付き合いいただきありがとうございました。

あなたにとって素敵なパートナーに巡り会えますように(^^♪

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