「何でもいいよ」が優しさとは限らない
婚活をしていると、よく出てくる言葉があります。
「何でもいいよ」
これ、便利なんですよね。
食事でも使える。
「何食べたい?」
「何でもいいよ」
デートでも使える。
「どこ行きたい?」
「何でもいいよ」
時間にも使える。
「何時がいい?」
「○○さんに合わせるよ」
万能です!
婚活界の「とりあえずビール」くらい万能です。
しかも、一見すると優しい。
わがままを言わないし、相手に合わせてくれる。
こちらを尊重してくれているようにも見えます。
でも、これが毎回続くと、ちょっと話が変わってきます。
最初は、「優しい人だな」だったのが、そのうち「あれ?全部私が決めてない?」になってくる。
「何でもいいよ」は、使い方によっては、決定権をあなたに差し上げますではなく、「決める作業も全部お願いしますね」になってしまうんです。
たとえば、「今日何食べたい?」
「何でもいいよ」
「じゃあラーメン?」
「うーん、ラーメンはちょっと」
……いやいや、何でもよくないじゃん。
こういうことも、ありますよね。
何でもいいと言ったのに、出された案にはしっかりNGが出る。
これが続くと、決める側はなかなか大変です。
だったら最初から、「和食かイタリアンがいいな」と言ってくれた方が、実はずっと優しかったりします。
私は、優しさって、自分の希望を言わないことではないと思っています。
むしろ、自分の希望は伝える。でも相手の希望も聞く!
この方が、ずっと一緒にやっている感じがします。
婚活では、嫌われたくないから相手に合わせる、という人もいます。
「どこでも大丈夫です」
「何でも大丈夫です」
「いつでも大丈夫です」
もちろん、気遣いでもあります。
でも、全部大丈夫にしてしまうと、相手からすると、あなたが何を好きなのか、何を楽しいと思うのか、だんだん分からなくなってきます。
結婚する相手に知りたいのは、「何でも受け入れてくれる人か」ではなくて、「この人は、何を大切にする人なんだろう」ということだったりします。
結婚生活になると、決めることはもっと増えます。
どこに住む?
家計はどうする?
休日はどう過ごす?
親との付き合いは?
子どもは?
仕事は?
そのたびに「何でもいいよ」と言われたら、気づけば一人だけが、ずっと決める役になってしまいます。
結婚って、一人が船長で、もう一人が乗客になることではないですよね。
二人で地図を見ながら、「こっちじゃない?」「いや、そっちかも」「とりあえず行ってみる?」なんて言いながら進んでいくものだと思います。
だから、「何でもいいよ」が悪いわけではありません。
本当に何でもいい時もあります。
でも、たまには、「僕はこっちがいいかな」「私はこれ食べたい」「ここ行ってみたい」
と言ってみる。
それだけで、相手は少し安心すると思う。
ああ、この人にもちゃんと気持ちがあるんだな、と。
優しい人ほど、相手に合わせようとします。
でも、合わせることと、自分を消すことは違います。
「私はこう思う」
「僕はこうしたい」
その上で、「あなたはどう?」と聞ける。
私は、そのくらいがちょうどいいと思っています。
何でも言うことを聞いてくれる人より、ちゃんと自分自身の考えも持っていて、でも押しつけない人。
そういう人の方が、長い結婚生活では一緒に歩きやすいのではないでしょうか。
「何でもいいよ」は、時々なら優しさ。
毎回だと、丸投げ。
婚活中、つい口癖になっている人は、次のデートで一度だけ、「私はこれがいいな」
と言ってみてもいいかもしれません。
たぶんその方が、相手にはあなたのことが、少しだけよく見えます。
何でも相手に合わせることより、「今日はそっちじゃない」と言える関係性の方が、うまくいったりするものです(^^♪
本日もお付き合いいただきありがとうございました。
あなたにとって素敵なパートナーに巡り会えますように(^^♪

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