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「価値観が違う」で、すぐに終わらせない人の話

人と話していると、ときどき小さな段差に出会うことがある。

たとえば、「私は休日は予定を詰め込まずに、昼過ぎまで少しだらだらしていたい。」

でも、朝から洗濯をして、買い物をして、午後にはどこかへ出かけて、夜には「充実したね」と言いたい人もいる。

どちらが正しいとかはない。

だけど人は、意外とここで転びそうになる。

「え、休日なのに朝から動くの?」

「え、せっかくの休みなのに家にいるの?」

そんなふうに、自分の普通を相手の非常識にしてしまう。

本当は、相手が間違っているわけではない。

ただ、自分とは違うだけなのだ。

そのときに、自分の考えをいったん脇に置いて、

「おお、そういう考え方もあるのね」

と思える人は、強いと思う。


強い人というと、意見をはっきり言える人とか、誰にも流されない人を想像しがちだけれど、私は少し違う気がしている。

自分の考えを持ちながらも、相手の考えが入ってくる余白を残しておける人。

「私はこう思う。でも、あなたがそう思うこともわかる」

と言える人。

それは、自分を曲げているわけではない。

むしろ、自分の価値観に自信があるからこそ、違う価値観を見ても慌てないのだと思う。


結婚生活なんて、その連続だ。

お金の使い方。

家事のやり方。

実家との距離。

連絡の頻度。

冷蔵庫に何を常備しておくべきか問題。

「牛乳は絶対に切らしちゃだめ」と思う人もいれば、「必要なら買えばいいじゃん」と思う人もいる。

牛乳ひとつで、人格まで否定し始めたら、なかなか大変である。


価値観が同じ人を探すことも大切かもしれない。

でも、完全に同じ人なんて、たぶんどこにもいない。

だからこそ大事なのは、違いが出たときに相手を敵視しないことなのだと思う。

「なんでわかってくれないの?」ではなく、「あなたはそう感じるんだね」と、一度受け取ってみる。

その一呼吸があるだけで、会話の方向性はずいぶん変わる。

違いは、関係を壊すものではない。

違いを許せないことが、ときどき関係を苦しくする。

自分の考えを大切にしながら、相手の考えが座れる椅子をひとつ空けておく。

そんな人といると、きっと人は安心する。

そして、そういう人がいちばん、長く愛されるですよね(^^♪


本日もお付き合いいただきありがとうございました。

あなたにとって素敵なパートナーに巡り会えますように(^^♪

 
 
 

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